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寒天が作られるようになったのは「ところてん」よりずっと後のことで、江戸時代の初期に京都・伏見の「美濃屋」という旅館の主人が、島津藩主に出したところてん
の残りを寒い戸外に出しておいたところ、自然に凍って偶然にできたものと伝えられているそうです。
近年の寒天は安価なものになると外国での工場生産のものが多いようです。日本でも工場生産が主流になりましたが、今でも伝統をもって手作りで作られているところもあります。長野県の茅野市が主な産地で、 天屋衆(てんやしゅう)と呼ばれる専門の職人が12月から2月までの厳冬期にトコロテンを戸外に並べて 凍結乾燥させて作ります。10日の間、夜間の凍結と日中の乾燥を繰り返しますが、 雨や雪にあたらないようにするため全く気が抜けない作業内容です。
「ところてん」は、栄養価は無く成分の約80%が食物繊維のため腸内で消化されなでのですが、腹持ちがよく満腹感が持続するためダイエット食として人気があります。
日本人はもともと農耕民族で野菜などからよりよくエネルギーを吸収するために腸が外国人に比べかなり長いのですが、近年欧米化が進み西洋人並みの肉食に変わったためにおなかにたまりやすくなりました。つまり便秘になりやすいのです。
かといって便秘になりたくないと昔の食生活に戻すことはとても大変です。
そこでところてんの出番です。ところてんを食前に食べてみてください。
ところてんの食物繊維は、胃や腸内で消化吸収されることなくゆっくりと流れるため腸をきれいにしてくれます。つまり便秘解消につながるのです。
さらに糖の吸収を押さえ、血糖値の急上昇を抑えてくれます。
本来なら糖は胃から腸へスムーズに進み、腸内で一気に吸収されますが、ところてんを食べておくと、糖がところてんと一緒にゆっくり胃腸を流れるため、糖の吸収スピードがゆっくりになるためです。
後、胆汁酸分泌を促し、コレステロールを減少させてくれます。
胆汁酸とは、肝臓内でコレステロールを分解して作られるものです。
ところてんは、この胆汁酸を吸収して外に出す働きを持っているため、足りなくなった胆汁酸を補おうと、肝臓内ではどんどんコレステロールが分解されます。
このことにより、コレステロール値が下がることにつながるのです。
ほかにも、脂肪燃焼・基礎代謝UPなど、さまざまな効果が期待されています。
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