真珠のふるさと伊勢志摩からアコヤ真珠/三重県真珠養殖漁業協同組合
【三重県真珠養殖漁業協同組合】三重ブランド第1号認定のアコヤ真珠認定業者です。三重県志摩市志摩町和具1896番地36[TEL]0599-85-0865[FAX]0599-85-5812
TOP 組合について アコヤ真珠について 志摩について アコヤ真珠オンラインショッピング
真珠の歴史    真珠のできるまで    海況状況    三重ブランド
    
  真珠の歴史
   
 
真珠養殖の由来
 
  真珠貝に施術し、それを養殖して真珠を形成させたものです。明治26年の半円貝付真珠に始まり、明治40年遊離真珠(真円真珠)の形成原理が解明されてから9年を経た大正4年に実用化されました。昭和3年この特許技術権が分離されて以降、真円真珠の生成技術は一般化されるに至りました。このようにしてできた真珠を養殖真珠と呼称し、天然真珠と区別していましたが、当事一般には養殖真珠は模造真珠であるかのような誤解をいだく人も少なくありませんでした。しかし、生産珠の大半を海外へ輸出していた関係上、海外における我国の養殖真珠は「御木本パールのパリー裁判」によって全世界にひろまり、さらにその後も御木本幸吉氏が粗悪品の排除により我国養殖真珠の声価を維持する目的で行った「粗悪真珠の焼却」によって一躍世界の隅々までその名を広めました。
 
真珠養殖技術の開発年表
 
 
1888年(明治21年) 御木本幸吉氏が三重県神明浦多徳島においてアコヤガイの養殖に着手、2年後の1890年に飼育の貝を使用して、真珠養殖試験を開始しました。
1892年(明治25年) 中村十作氏が八重山群島に渡り、クロチョウガイ真珠養殖に着手、1910年には奄美大島において伊谷壮吉氏らがマベによる真珠養殖を開始しました。
1893年(明治26年)
御木本幸吉氏が初めて半円殻つき真珠を産出しました。
1896年(明治29年)
御木本幸吉氏が半円殻つき真珠養殖の特許権「真珠素質被着法」を得ました。
1907年(明治40年)
見瀬辰平氏が初めて真円真珠に関し「介類の外套膜内に真珠被着用核を挿入する針」として特許権を獲得しました。
西川藤吉氏が真円真珠養殖に関し真珠形成法4件の特許出願、この一部は見瀬辰平氏の特許権に抵触する。これら4件は西川藤吉氏没後の1916年および1917年に登録されましたが、後者登録の特許権は「西川式」または「ピース式」と呼ばれ現在の挿核技術の基礎となっています。
1908年(明治41年)
西川藤吉氏ら真珠養殖試験に初めて垂下式養殖を試みました。小西菊次郎氏は西川藤吉氏の依頼によりドブガイ貝殻からの製核に着手しました。
1916年(大正5年)
藤田輔世氏が大珠真珠をつくるためフィリピンにおいて実験に着手、1920年にはセレベス、ブートン島に根拠地を設けシロチョウガイの真珠養殖を開始しました。
1917年(大正6年)
見瀬辰平氏、球形真珠形成法の特許出願、1920年に登録され、一般に「誘導式」と呼ばれるもので「西川式」と並んで当時の代表的技術となりました。
1918年(大正7年)
御木本幸吉氏、真円真珠養殖に関し「全巻式」と呼ばれる特許出願、1919年登録されました。
1922年(大正11年)
猪野秀三氏ら生殖腺部位に挿核し大珠真珠養殖に成功しました。
1924年(大正13年)
藤田昌世氏が琵琶湖貝類による真珠養殖試験に着手、1935年イケチョウガイによる淡水真珠養殖が開始されました。
1926年(大正15年)
三重県地方において避寒作業開始されました。
1927年(昭和2年)
三重県英虞湾において作業中の真珠養殖業者が偶然、卵精子の放出されるのを認めたことから卵抜き法、いわゆる仕立て技術の端緒が開かれました。
1947年(昭和22年)
三重県水産試験場が1923年から真珠母貝採苗試験を開始しました。
一般に事業化されたのはこの頃からになります。さらに1949年から業者に採苗予報を開始しました。
1955年(昭和30年)
三重県賢島に国立真珠研究所が開設されました。
 
ページのトップへ
 
真珠のできるまで
 
真珠ができるまで
 
      1.母貝の養殖
       
     
戦前は真珠養殖用の真珠母貝(玉貝)には、地元の海女さんが海に潜って天然母貝を取って利用していました。しかし、真珠養殖業者の増加とともに母貝不足となり、6月から7月に天然に流れる種貝を杉の葉に付着させた貝を、大きく育てて利用するようになりました。その後真珠貝の弱体化がすすみ、また平成8年から赤変化による斃死も増加したため、現在では大部分が人工採苗された強化アコヤ貝(1mm程度)を4月頃に仕入れ、掃除とカゴの入れ替えを何度も行い、2年後の4月から利用できる(一部1年後に利用できる)母貝に育てます。  
       
      2.貝掃除
       
     
アコヤ貝は海に吊っていると、カキ・フジツボ等の付着物がたくさん着くため、貝掃除機・貝掃除ナタを利用して付着物を外す作業と、アコヤ貝を濃塩水に漬ける塩水処理や真水に漬ける水処理も行います。  
      3.避寒作業
       
     
アコヤ貝は水温が10℃以下になると死亡するため、秋か春の間に暖かい漁場へ移動させて春を待ちます。
       
     
       
     
挿核用の母貝は、挿核手術によるショック症状を避けるための「抑制(卵止め)」と「卵抜き」の仕立てを行います。「抑制(卵止め)」とは母貝を秋からカゴに窮屈な状態で育成して、春の挿核まで活動を抑え卵を成熟させない方法です。「卵抜き」とは母貝に刺激を与えて放卵させる方法で、5〜7月に挿核する母貝に用います。
       
      5.貝立てと栓さし
       
     
挿核手術の準備として、仕立てが終わった母貝の貝殻を開けたままにしておくために、くさび形の栓をさす作業を「栓さし」と言います。栓さし作業をするとき、貝口器で無理に貝殻を開けると貝の閉じる力が強いため、貝殻が割れたり貝柱が切れたりするので、栓さし前に「貝立て」の作業をします。「貝立て」の方法は貝立て箱に貝をぎっしりとつめて立て長時間貝を苦しめた状態で海中に吊るし、その後海水で満たした水槽内に開放すると、貝は大きく口をあけます。この時、貝口器を入れくさび形の栓をさします。  
       
      6.ピース(細胞)
       
     

真珠は生殖巣の真珠袋の中で生まれます。アコヤ貝の外套膜は真珠質を分泌する機能があります。この外套膜の小片をピースと呼びます。

       
      7.真珠核
       
     
真珠核は、主にミシシッピー川水系に生息しているイシガイ科カワボタンガイ亜科に属する淡水産二枚貝の貝殻を原料にして、真円に加工して使用します。

 
      8.挿核手術
       
     
「核入れ」とも言いますが、アコヤ貝の生殖巣まで先導メス・ピース針・核挿入器を使用してピースと真珠核を挿入して、真珠袋を形成させる手術をします。  
       
      9.養生
       
     
挿核手術を行ったアコヤ貝の手術後の体力を徐々に回復させるために、養生カゴに入れて安静状態にします。  
      10.レントゲン
       
     
きれいな真珠を作るのには、アコヤ貝の生殖巣中にある真珠核の位置が重要になります。そのためレントゲンを利用して真珠核の位置を調べる作業も行っております。    
       
      11.沖出し
       
     
挿核手術後に養生期間が済んで回復してきたアコヤ貝は、沖合の真珠いかだへ段のネットに入れて吊るします。この状態で7ヶ月から1年6ヶ月の間、海の水温・酸素量・比重・プランクトン量などの漁場の変化に気をつけて、巻きの良い真珠を作るため貝掃除を繰り返し行います。  
       
      12.浜掲げ
       
     
真珠の「テリ」「色」「巻き」の出来具合を調べるため10個程度の試験むきを行い、その結果により真珠の採取時期(収穫時期)を決定します。これらの真珠の収穫を浜揚げと言います。主に12月と1月に行います。  
      13.選別
     
浜揚げが終わると、商品珠と廃棄珠に分け、商品珠は大きさ・色・形・キズによりいろいろな種類に選別されます。真円になった「テリ」「色」「巻き」の良い真珠は一部しか生産されません。    
       
      14.入札会
       
     
12月から2月にかけて真珠の入札会が全国で開催され、真珠バイヤーとの取引が盛んに行われます。小さい貝から育てて真珠の出来上がったこの時期が、真珠養殖業者の真珠の価値が問われる時であり、1年で1番活気のある時期でもあります。
 
ページのトップへ
 
海況状況
 
アコヤ貝の餌料
   
  アコヤ貝のエサとなるプランクトンは、植物プランクトンの珪藻類が主体です。
珪藻類で消化されやすい順は次のようになっています。
 
1.最も消化されやすいもの スケルトネマ
2. 消化されるもの

キートセラス
シゾソレニア
バクテリアストリューム
タラシオネマ
ユーカンピア

3. 種類により消化・不消化のもの メロシラ
ニッチア
コシノディスカス
4. 消化されないもの リクモホラ
アクナンテス
                                           福島研究より
 
 
赤潮
 
赤潮とは、水中で微小な生物(主に植物プランクトン)が異常に繁殖することによって、水の色の変わる現象を言います。赤潮により魚貝類は大きな漁業被害が発生する場合があります。
英虞湾でも平成4年から発生の確認されたヘテロカプサは 海水の変色がない低濃度のプランクトン数(50〜100/1cc)でも二枚貝に影響を与え問題となっています。
 

 
水質調査
 

  平成4年のヘテロカプサ発生時は、プランクトンの確認ができず写真のような大被害を受けました。
その後、研究機関・真珠組合・研究会の協力で1週間に1回の水質調査(水温・酸素・比重・プランクトン数)をして、そのデータを取りまとめFAX等を利用して、真珠養殖業者へ早く通知できる体制となりました。
 
海底調査
 
英虞湾・五ヶ所湾は美しい海ですが、長い間に海底の深いところはヘドロがたまってきている所もあります。
赤潮の発生しにくいきれいな海にするため、海に流れ込む汚染物質を少なくし、また水質・底質の浄化に取り組まなければなりません。
 

 
観測調査
 

  水質調査のデータは三重県科学技術振興センター水産研究部で取りまとめられ、 漁場環境情報ホームページ のプランクトン速報として公開されます。
英虞湾の海水状況は 英虞湾環境モニタリングシステム にて毎日連続的にモニタリングされた観測データを、インターネットや携帯電話にてリアルタイムで公開されています。
五ヶ所湾の海水状況は 南伊勢町町内海況調査 にて公開されています。
 
日本の海流・海水温
 
  三重県科学技術振興センター水産研究部の 人工衛星NOAAによる海面水温分布画像の検索 で公開されています。
海上保安庁海洋情報部海洋情報課の 海洋速報・海流推測図・海況監視衛星画像 で公開されています。 
 
気象状況
 
  鳥羽海上保安部のホームページ で 大王崎・御座崎の気象 (過去12時間)と 大王崎からの現在の映像 (Liveカメラ)が公開されています。
 
 
三重ブランド
三重ブランド認定第1号
 

三重ブランド認定品

  三重県では、全国に通用する高い商品力があり、県のイメージアップにつながる県産品とその生産または製造に携わる事業者を「三重ブランド」として認定し、全国に情報発信していく「三重ブランド認定制度」を創設されました。
真珠の生産部門として三重県真珠養殖漁業協同組合は「三重ブランド認定第1号」として三重県知事より認定されました。
 
 
三重ブランドのブランドコンセプト
 

三重ブランドのコア・コンセプト/自然を生かす技術

  三重県には豊かな自然が息づいています。
そしてそこには自然を守りはぐくむ意思や自然の力を引き出す知恵すなわち「自然を生かす技術」が脈づいています。
  ページのトップへ
   
   商品に関するご意見・ご質問等はお気軽にお問合わせください→ e-mail:info@mie-pearl.or.jp
| TOP | 組合について | アコヤ真珠について | 志摩について | リンク | アクセス |
| プライバシーポリシー | 特定商取引に基づく表記 | お問合せ |
オンラインショッピング | ネックレス | ピアス | イヤリング | リング | ペンダント | メンズ | 念珠 | その他 |
copyright(c) 2005 三重県真珠養殖漁業協同組合 All Rights Peserved.
五ヶ所支所 阿児町支所 本所和具支店 布施田支所 波切支所 お問い合わせ リンク アクセス