片田稲荷神社の歴史年表
年号 西暦 日付
片田稲荷神社関係 一般事項
天正14年 1586年
九鬼嘉隆、鳥羽城築城に着手
慶長5年 1600年
関ヶ原合戦
九鬼嘉隆西軍に従軍し、破れて答志にて自害する。

慶長12年 1607年
守隆、父嘉隆の菩提を弔うため、鳥羽城に常安寺を建立
元和元年 1615年

大阪夏の陣で落城内に安置の薬師如来を、 片田の浜口久六が持ち帰り、一時三蔵寺に祀る。その後現在の薬師堂に祀る。稲荷奉賛会が維持管理している。
寛永3年 1626年
守隆は京都伏見稲荷大社より、正一位稲荷大明神を勧請して、場内お祀りする。 守隆は鳥羽城加茂田城跡地に九鬼神社(総領権現)建立
寛永9年 1632年
守隆、江戸城で没(61歳)
寛永10年 1633年
九鬼家、兄弟の相続争いおこる。
公裁にて摂津国三田と丹波国綾部へと二分され転封となる。 出仕していた片田の浜口半四郎は、鳥羽城内の稲荷神を拝受して郷里に帰り私祭する。現在の片田稲荷神社の発祥

天保13年 1842年

青峰山正福寺の山門落成、中村九造治長の作
天保14年 1843年

国分寺落成、中村九造治長の作
嘉永5年 1852年 3月7日 浜口家は稲荷神社を私祭してきたが、伏見稲荷大社から稲荷大明神を勧請し、現在の古殿に鎮座した。
安政元 1854年

安政大地震・大津波。大野浜堤防決壊、チジ墓地大被害を受ける
安政7年 1860年 3月 平賀仙右衛門は允可状を授かる。正一位稲荷大明神に昇格した。斎主となる
安政7年 1860年 3月27・28日 稲荷神社造営。上棟式。遷座式。中村九造治長の作
野村訥斎と弟子によって画かれた天井絵48枚、各天井に埋め込まれている。
安政は万延と改元
元治元 1864年 2月11日
野村訥斎没(34才)
慶応元年 1865年 11月7日 日和山へ方位石奉納
慶応3年 1867年 1月吉日 本殿の修繕工事 8月名古屋地方にエエジャナイカ運動おきる。志摩布施田村も同様
明治元年 1868年

神仏混淆を禁止
明治4年 1871年

地蔵菩薩半跏趺座像(守屋貞治文政11年の作)をチヂ墓地へ安置
明治5年 1872年

平賀仙右衛門、野村訥斎の墓碑建立施主の一員となる
明治9年 1876年

八雲神社遷宮
明治11年 1878年

片田村義務社(元若衆連)となる
明治20年 1887年

片田小学校建設
明治27年 1894年 7月 戦勝祈願のため稲荷神社修復工事費調達にあたり各地区の周旋人達の努力で誓願達成 日清戦争始まる
明治28年 1895年 2月
日清戦争終わる
明治29年 1896年 1月1日 平賀稲次郎、清国戦艦「鎮遠」の速射砲弾(分捕り品)を稲荷さんに奉納する
明治35年 1902年

日英同盟締結
明治35年 1902年 11月28日
〜4月7日
平賀稲次郎は、帝国海軍々艦「高砂」乗組員として、英国皇帝「エドワード七世」の戴冠式典に参加の栄誉を得た。日本代表の二艦は、「浅間」「高砂」
明治37年 1904年

日露戦争始まる
明治38年 1905年

日露戦争終わる
明治39年 1906年
神社一村一社制となる
明治40年 1907年
片田村の無格社八雲神社へ合祀
明治42年 1909年

八雲神社の禰宜、平賀義一
明治44年 1911年 4月1日 稲荷神社、八雲神社へ合祀 庚申台風、片田村被害甚大
大正8年 1919年 8月
片田村青年会(元義務社)発足
大正11年 1922年 1月 石の鳥居奉納(境内)
大正12年 1923年

関東大震災
昭和7年 1932年

深谷水道完工
昭和11年 1936年
片田稲荷神社の修繕工事完成。岡出大吉赤焼き瓦に葺きかえ。赤瓦のいなりさんと呼ばれた。八雲神社と完成合同祝賀会 八雲神社遷宮。盛大な祝賀行事に村中の人々が参加。前代未聞の賑わいであった。
昭和12年 1937年 7月7日
第二次世界大戦(支那事変)始まる。
昭和13年 1938年

国家総動員法公布される
昭和15年 1940年

紀元2600年の式典
昭和16年 1941年 12月8日
太平洋戦争始まる
昭和18年 1943年
稲荷神社の神霊八雲神社より、32年ぶりに現在地に遷座した
昭和18年 1943年
本殿屋根瓦漆喰工事。立神の山本金三郎施工
昭和20年 1945年 8月15日
第二次世界大戦終わる
昭和20年 1945年 12月31日 年木あぶり復活
昭和25年 1950年
神社の社務所(篭舎)施工
昭和26年 1951年

稲荷前バス停留所設置され、便利になった
昭和28年 1953年 9月25日 参道入口の石の鳥居亀裂、鉄筋で補強工事 台風13号
大野浜堤防決壊大被害
昭和29年 1954年

平賀亀祐画伯、仏国ル・サロン金賞とコロー賞受賞
昭和30年 1955年

八雲神社遷宮
昭和34年 1955年 9月26日 石の鳥居倒壊。境内の樹齢400年の大松7本すべて倒れる。神社の設備甚大な被害 伊勢湾台風、大野浜堤防決壊
昭和35年 1960年
平賀亀祐画伯 稲荷神社へ作品奉納 八雲神社遷宮
昭和36年 1961年

チリ津波襲来。英虞湾内の真珠養殖大損害を被る
昭和43年 1968年

明治百年記念式典
昭和46年 1971年 11月5日
平賀亀祐没(83才)
昭和51年 1976年

八雲神社遷宮
平成元年 1989年

昭和天皇死去。明仁親王即位、平成となる
平成8年 1996年

八雲神社遷宮、祝賀行事
平成11年 1999年 11月吉日 方位石奉納(日和山) 元方位石、社務所に保管
平成11年 1999年 11月7日 稲荷神社本殿の造営。上棟式。遷座式を行う