不文律
 昔から「忌まれ(喪中)の人は、鳥居を潜ってはいけない」という不文律がある。
 若い家族が、祖父の喪中を知らずに、家族揃って初参りに行った。鈴を鳴らした途端、鈴の吊り環が切れて家族の目の前へ落下してきてびっくりした。幸いにも怪我はなかったが、一つ間違えればどうなっていたかと一瞬の出来事に動転したという。不文律が現実であることを体験した地元の老人は、今でもこの不文律を忠実に守っている。
                                                    (筆者、体験者より確認)
 (註)不文律 暗黙の了解事項となっているきまり。